2011年05月03日

「支持率が第一」菅総理

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110502-00001026-yom-soci
内閣官房参与を辞任した小佐古東大教授が2日夕に報道関係者向け説明会を

予定していたが、官邸から守秘義務の指摘を受けたことから中止となった。

民主党は、野党時代にさまざまな場面で情報公開を強く求めていた政党である。

それが政権を握ったとたん、一転して隠蔽体質の塊のような組織になってしまった。

野党時代の主張、行動を棚に上げることは今に始まったことではない。

08年のリーマンショックによる世界的な大不況、100年に1度の経済危機の最中、

頻繁な審議拒否を繰り返し、金融の要である日銀総裁人事を妨害していたが、

政権を握ったとたん、審議拒否は歴史への冒涜だと野党を罵った。

日米安保という、二国間の国民の生命と財産の安全保障に関することも、

盛んに情報公開を主張していた。

ところが、今回は国内の震災対応というごく限られた業務で、国家機密でも個人情報

でもないことに守秘義務があると圧力をかけ、情報を隠蔽しようとしている。

具体的にどのように菅総理が「場当たり」的なのか、報道関係者へ話をされるのが

困るのだろう。

困るのは被災地ではなく、支持率低下を気にする菅総理とその取り巻き連中である。

逆に、場当たり的な対応が改善されれば、被災地の方々にはプラスとなる。

だが、被災地ではなく、自分の支持率が第一の菅総理にとって、そのマイナス要因

となるものは圧力でも何でもかけてつぶしたいのだろう。

震災翌日、福島原発をヘリで視察した際、松本防災相や海江田経産相といった

関連の担当大臣ではなく、視察の様子を記録させるカメラマンだけを同行させた

くらいだから、仕方がないね。



タグ :日記


Posted by はまぼう at 13:24│Comments(0)
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