2011年04月26日

堀江に実刑確定

堀江貴文の実刑が確定した。

裁判では、本人は法令違反の意図は無かったと主張してきた。

意図が有ろうと無かろうと、事実として会社が違法な行為を行ったのであり、

その代表者であった以上、責任を負うのは当然のことだ。

事件が発覚する前、ITバブル崩壊以降しばらく低迷していた証券市場は

活況を呈していた。

次々に元気の良いベンチャー企業が上場し、雇用の場も広がっていた。

ところが、ライブドア事件を契機にベンチャーを中心とした市場が冷え込み、

一気に真冬に突入してしまった。

本来ではれば、ベンチャーの創業や成長期に支えとなるVCのお金は極端に

流れなくなり、行き倒れやリビングデッド状態の若い会社が続出した。

これも全て発端はライブドア事件である。

堀江自身は金融や会計の知識は乏しかったようで、すべて細かいことは

宮内へ一任していたようだ。

だから自分には責任が無いと考えているようだが、知識が無かったから

などというのは全く関係無い。

役員会議等で報告は受けているのだから、そこで誤りや不正があれば

正すのが代表者の役割である。

その責任は極めて重い。




タグ :日記


Posted by はまぼう at 14:40│Comments(0)
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